日常的に見かける「午前9時」や「午後3時」といった表記。英語ではこれを「9 a.m.」や「3 p.m.」のように表現しますよね。でも、この「a.m.」と「p.m.」が一体何を意味しているのか、気になったことはありませんか?
この記事では、「a.m.」と「p.m.」の起源から始まり、さまざまな英語の時間表現を例文とともに解説します。さらに、午前や午後の区別だけでなく、便利な言い回しも紹介します。
読み終わる頃には、英語の時間表現がよりスムーズに使いこなせるようになるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。
目次
「a.m.」と「p.m.」はどんな言葉の略称?
私たちが普段使っている「a.m.」と「p.m.」の表記ですが、これらは実はラテン語由来の略語です。
「a.m.」は「ante meridiem」(正午より前)の短縮形で、「p.m.」は「post meridiem」(正午の後)の短縮形になります。
ここで「meridiem」は「正午」を意味し、「ante」は「~の前」、「post」は「~の後」を表します。つまり、「ante meridiem」が午前を、「post meridiem」が午後を指すわけです。
ラテン語は古代ローマで使われていた言語で、現代の多くのヨーロッパ言語に影響を与えています。例えば、英語の「ante」は「antecedent」(前例)、「post」は「postpone」(延期)に見られます。 (ウィキペディアを基に要約)
お昼の12時は「a.m.」?それとも「p.m.」?
お昼の12時は英語で「12 p.m.」と表記します。 これは正午から午後が始まるためです。
一方、夜中の12時は「12 a.m.」 となり、真夜中から午前がスタートするイメージです。
【例文】
- The train departs at 12 p.m. sharp. 列車は正午の12時に出発します。
- Let’s meet for lunch at 12 p.m. お昼の12時にランチで会いましょう。
- The event kicks off at 12 p.m., so arrive early. イベントは12 p.m.に始まるので、早めに到着してください。
この表記に慣れない人もいるかもしれませんが、次のセクションで混乱を避ける方法を紹介します。
「a.m.」と「p.m.」の12時間制 vs 24時間制、英語圏ではどっちが主流?
英語圏では、時刻を「a.m.」や「p.m.」で区別する12時間制が一般的です。
日本では混同を防ぐために24時間制を使い、「午後2時」を「14:00」と表記することが多いですが、英語圏ではこうした24時間制はあまり普及していません。
そのため、「0時」や「24時」といった表現も英語ではほとんど使われないのです。
正午と真夜中の表記で迷わないための便利な英語フレーズ
「12 p.m.」がお昼、「12 a.m.」が夜中だとわかっていても、すぐに思い出せない場合がありますよね。
そんな時は、お昼の12時を「12 noon」、夜中の12時を「12 midnight」 と表現するのがおすすめです。特に会話で使うと自然です。
Aさん
I understand that noon is 12 p.m. and midnight is 12 a.m., but it’s tricky to remember in real conversations.
訳)お昼が12 p.m.で夜中が12 a.m.なのはわかるけど、会話で素早く使うのが難しい。
Bさん
That’s common. Try saying 12 noon or 12 midnight instead.
訳)それはよくあるよ。代わりに12 noonや12 midnightを使ってみて。
Aさん
Sounds helpful! I’ll give it a try.
訳)役立ちそう!次に試してみるよ。
「a.m.」と「p.m.」以外で「午前」「午後」を言う英語表現
時間に「a.m.」や「p.m.」を付ける以外にも、時間帯を指定した表現があります。以下で詳しく見ていきましょう。
~ in the morning
「午前」を表すのに「~ in the morning」が使えます。これは日本語の「朝の~時」に似ています。
例えば「9 a.m.」を「9 in the morning」と言う感じです。おおむね朝の5時~正午までを指しますが、ネイティブは早朝の5~6時から使うことが多いです。
【例文】
- He wakes up at 5 in the morning every day. 彼は毎日午前5時に起きます。
- The flight leaves at 7 in the morning. 飛行機は午前7時に出発します。
- I’ll call you at 9 in the morning. 午前9時に電話します。
【補足】
「early morning」は早朝(5~6時以降)を意味し、厳密な午前0時からとは限らない点に注意しましょう。
~ in the afternoon
「午後」を表す「~ in the afternoon」は、正午過ぎから夕方の5~6時(17~18時)までを指します。「after noon」の略のようなイメージです。
【例文】
- The shop closes at 5 in the afternoon. お店は午後5時に閉まります。
- We’ll arrive at 3 in the afternoon. 午後3時に到着します。
- Class starts at 1 in the afternoon. 授業は午後1時に始まります。
夜の時間帯は次で紹介する表現を使います。
~ in the evening
「~ in the evening」は夕方から夜の時間帯で、だいたい17時~22時頃まで。日没から就寝前をイメージしてください。
【例文】
- She studies at 8 in the evening. 彼女は午後8時に勉強します。
- The movie begins at 7 in the evening. 映画は午後7時に始まります。
- We walk the dog at 6 in the evening. 午後6時に犬の散歩をします。
~ at night
「~ at night」は夜遅くの時間帯で、21時以降~翌朝の3~4時まで。「late at night」なら特に深夜を強調します。
「midnight」は厳密に0時頃を指すので、深夜全般には「at night」が適しています。
【例文】
- I read books at night before bed. 寝る前に夜に本を読みます。
- The party went on late at night. パーティーは深夜まで続きました。
X分前やX分過ぎの英語での言い方
時間はいつもピッタリとは限りません。X時10分過ぎやX時5分前はどう表現する?
X時5分前は「5 minutes to X」、X時10分過ぎは「10 minutes past X」です。「to」は「前」、「past」は「過ぎ」を意味します。
【例文】
- It’s 15 minutes to 10 in the morning. 午前10時15分前です。
- It’s 20 minutes past 8 at night. 午後8時20分過ぎです。
会話では「o’clock」を省略することが多く、慣れが必要ですが便利です。
まとめ
この記事では、「a.m.」と「p.m.」の意味から、英語のさまざまな時間表現を例文付きで解説しました。12時の扱いや、分前・分過ぎのフレーズもカバー。
これであなたも英語の時間表現に自信が持てるはず。日常会話で活用して、英語力をアップさせましょう!








