Noって言うと失礼になる? Noの言い換え表現
こんにちは。燻し英語です。
学校で学ばない英語シリーズの第4段は何にしようかと思ったところ、前にホストファミリーに言われたことを思い出しました。
それは「No」という答えが時には失礼にあたる可能性があるということです。
今回はなぜ「No」が失礼になってしまうのか、解説していこうと思います。
前回の記事はこちらから→I’m fine thank youは使っちゃダメです。
No, thank youもあんまり良く無い?
Noの後にthank youをつけるNo, thank youっていう有名なフレーズがあります。なぜthank youをつけるのかはこちらから
普通にNoを使うより一応丁寧な表現なんですが、使い所や声のトーン次第で少し失礼なニュアンスを含んでしまうことがあります。
例えば友達とか家族に「コーヒーいる?」と言われた時に、「いやいらない。ありがとう。」というパターン。
Would you like a cup of tea?:コーヒーいる?
No, thank you.:いやいらない。ありがと。
これなら問題無いです。家族や知り合いとの会話で、コーヒーいるかいらないかという他愛もない会話などで使われているので、No, thank youでも失礼ではありません。
ただ、正体面の相手だと少し失礼になるかもしれません。例えばレストランで「お水いかがですか?」と聞かれた時。ウェイターさんはおそらく初対面なので、 No, thank youだと少し良くない可能性があります。そういう時のフレーズは、

Would you like some water?:お水いかがですか?
(断る時)I’m ok, thanks.:いえ、大丈夫です。ありがとう。
(お水が欲しい時)Yes, please.:はい、お願いします。
ここでも単純にYesだけでなく、pleaseを忘れないようにしましょう。pleaseがないときも失礼になってしまうことがあります。
お誘いを受けた時にNoと言うのは良くない
Noと言うのはお誘いを受けた時に一番使いたくなりますよね。
しかし、こう言った場面でNoを使うと攻撃的に聞こえてしまうことがあります。特にオーストラリアやイギリスではそれが顕著な感じがします。
例えば友達に「パーティーがあるから来ない?」と誘われた時にNoやNo, thanks.を使うと、嫌なやつみたいになります。次からパーティー等に誘われなくなってしまう可能性があります。
それを回避するために良いフレーズは、
友達 Hey, mate. We’re having a party later. Do you wanna join?
この後パーティーがあるんだけど来ない?
あなた mm..Yeah, sure.. I might see you there.
うん。。そうだね。。行けたら行くよ!(行かないけどね。)

I might see you thereは日本語で「行けたら行くよ。」とほとんど同じ意味で使われます。日本でも行けたら行くよ=行かないで使われますよね。断るけど相手を傷つけたくない時に便利なフレーズであるのは日本も外国も一緒なんですね。
他にもMaybe.「多分行く」というのもあります。こちらもやんわり断るには良いフレーズですね。
お店で何かお探しですか?と聞かれた時
お店で服やアクセサリーを見ていると店員が寄ってきますよね。
基本的に店員さんにはすぐにどっか行って欲しいのがほとんどだと思います。
英語でMay I help you?とかIs there anything I can help you with?とか言ってきた時に英語でなんて言えば良いでしょうか。
ここでもNoだとあんまり良い感じがしないので、代わりのフレーズを使うのをオススメします。例えば、
店員さん Is there anything I can help you with? :何かお探しですか?
あなた I think I’ll leave it for now.:(後で買うかもしれないけど)とりあえず今は大丈夫です。
店員さんにも気を遣った良いフレーズです。他にもI’m just browsing. Thank you.「見ているだけです。」という表現があります。こちらも良いですが、より丁寧にしたいのであれば前者の表現がオススメです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今日はNoは安易に言ってはいけないってことを言いたかったので記事書きました。
学校で習う英語だけではやっぱり日常会話出来ないってことですね。

これからも学校で教えてくれない豆知識的な英語の話どんどん更新していくのでよろしくお願いします。
それでは今日はこの辺で〜